こんにちは。中尾和人です。
メタトロンなどで使われているNLSシステムを使い、可視化することを学ぶアカデミーをしています。
私たちのアカデミーではNLSシステムを理解する上で、器械をお渡しする前に、初めに二日間の導入研修を受けていただいています。その研修の一番初めに学んでいただくのが、科学で唯一、認められている法則である。熱力学第二法則で、エントロピーというものです。
アインシュタインは、「エントロピーの法則には従わざるを得ない」と述べました。この言葉は、物理学の世界でのエントロピーの重要性を強調しています。エントロピーの概念は、ルドルフ・クラウジウスが提唱したものであり、熱力学第二法則の中核をなすものです。
まず、エントロピーとは何でしょうか?エントロピーは、システムの無秩序さや乱雑さを表す物理量です。想像してみてください。一軒の家がきちんと整頓され、全ての物が整然と収納されている場合、その家のエントロピーは低いと言えます。
しかし、その家が放置されていくと、物が散らかり、乱れが生じるでしょう。この場合、エントロピーは高まります。エントロピーが高まることは、システムがより乱雑になる、あるいは無秩序になることを意味します。
ルドルフ・クラウジウスは、エントロピーが自然界における不可逆的な変化の方向性を示すことを提唱しました。これを理解するために、例え話を使ってみましょう。
あなたがカードをシャッフルし、一枚一枚並べていくと、カードの順序は整然となります。しかし、もしカードをばら撒いたら、再び同じ順序に戻すのはほとんど不可能です。
このように、エントロピーの増加は、システムの状態が自然に向かう方向を示しています。
さらに、エントロピーの法則は、宇宙全体にも適用されます。宇宙は時間の経過とともに拡大し続けており、エントロピーも増加しています。これは、星々が消耗し、宇宙全体が熱的な均衡状態に向かっていることを示しています。
つまり、エネルギーは利用可能な形態から利用できない形態に変わっていく傾向があるのです。
したがって、アインシュタインの言葉は、エントロピーの法則が自然界の中心的な原則であり、我々がその法則に従わざるを得ないことを示唆しています。
エントロピーは、物理的なシステムや宇宙全体のあり方を決定し、その増加は不可逆的な変化をもたらします。この法則は、我々が物事の流れに逆らうことができないことを認識させるものであり、自然の摂理として受け入れるべきものです。
研修ではこれらのことをもっとわかりやすく、日常生活の中で当てはめて、さらにNLSシステムを観測していくうえで、欠かせないものに繋げていき、それらを実際に活用できるところまで、理解していただけるように学んでいただきます。
この宇宙の根幹となる法則を知らずして、NLSシステムを理解することは出来ません。
気になる方はアカデミーに参加していただけると、確実性の高いものを学びの題材に使い、私の数多くの症例を包み隠さずに提供して、アカデミーに参加してくれている、みなさんにお伝えしています。
そんなNLSシステムを使って、様々なものを可視化して、問題を紐解いていくのは連想ゲームのようなもので、非常に奥が深いです。
すでに月一回、2~3時間の研修も行われており、当然、器機も取り扱っています。
NLSシステムはこれから間違いなく、主流となってくると思います。ご自身のことをケアする、ご家族の健康を守る、クライアントのもっと深い部分に関わっていけるようになりたいという方は数多くいるかと思います。
興味のある方は研修に一度、参加も出来ますし、疑問や興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
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