すべてを動員してパーキンソン病と向き合う

現代医療への疑問

こんにちは。

メタトロンなどで使われているNLSシステムを専門で学ぶことが出来るアカデミーをやっています。中尾和人です。

今回はパーキンソン病をテーマにしてみたいと思います。

パーキンソン病はというのは中枢神経系の機能障害を特徴とする進行性の神経変性疾患であり、主に運動機能に影響を与えます。

この病気の主な症状は振戦(手の震え)、筋強剛(筋肉の硬直)、運動緩慢(動作の遅さ)、そして姿勢の不安定さです。

パーキンソン病の主な原因は、脳内のドーパミン産生を担う神経細胞の変性と言われています。

具体的には、黒質の中のドーパミン作動性ニューロン(多巣性神経線条体)が変性し、その結果としてドーパミンの供給が不足します。

この変性の原因については、遺伝的要因、環境的要因、そして神経炎症などが関与している可能性があります。

昨日、お話をしたパーキンソン病の患者さんは68歳女性です。

発症したのは6年前から、病名を正式につけられ、薬を本格的に服用し始めたのは1年前からです。それほど症状はありませんが、少し静止時に、顔の振戦が見られます。

それ以上に特徴的なのは、表情の乏しさです。余りに無表情なんです。しかもずっと目線は下向きです。

パーキンソン病の患者は表情筋の動きが少なくなり、特に安静時には顔が無表情に見えることがあります。これは「マスク顔」と呼ばれ、周囲の人々に無感情や無関心な印象を与えることがあります。

本人は全然それを意識していません。

この表情に示されるように、発症した当時、ずっと連れ添ってきたご主人が突然、他界されたそうです。その時のショックがものすごく、生きる気力が一気に奪われた感じがしたそうです。

パーキンソン病の原因は、脳内のドーパミン産生を担う神経細胞の変性と言われています。

具体的には、黒質の中のドーパミン作動性ニューロン(多巣性神経線条体)が変性し、その結果としてドーパミンの供給が不足します。

この変性の原因については、遺伝的要因、環境的要因、そして神経炎症などが関与している可能性があります。

要はあんまりわかっていないということです。

この女性には一番に初めに伝えたことがあります。

すべての病気は自分が作り出していて、それを治すのは自分にしかできない

これは当たり前の事なんですけど、病気をしている人は大体、他人のせいにする傾向があります。

例えば、

病院であの薬を出してもらったけど、良くならない

こわばりがあるからマッサージしてもらったけど、よくならない

私の不安は外からはわからないでしょう?

といった具合で、自分でどうにかするとかいう発想はなく、出来ない理由や、違うことに話を展開し、不安ばかりを口にする傾向が強いです。

この女性もそうでした。

まずその思考パターンを何とかしていかないと、初めのスタートラインにすら立てていないと言えます。
それはなぜか?というと、パーキンソン病のことについて触れている書籍があります。

この中でパーキンソン病の方は薬を飲む、飲まないに関わらず、

毎日、一時間歩く

これによる症状が出なくなるということが記されています。

これがスタートラインに立つことの意味なんですが、これはある程度の覚悟を持っていないとできないのです。自分のことは自分で治すんだという強い気持ちです。

また、この書籍の中では、神経の可逆性について、言及されています。

神経細胞そのものは通常、損傷を受けると再生が難しいですが、神経可塑性と呼ばれる脳の機能再編成能力により、ある程度の回復が可能で、リハビリテーションや運動療法は、残存している神経回路を活性化し、新しい神経接続を形成する助けとなるということです。

つまり、この中では歩くという行為がそのことを表しているのだと思います。

これを読んで、私は思います。

つまり、パーキンソン病とは血流障害なんだということです。

パーキンソン病の患者さんは殆どの人が肘をくの字に曲げて、止まったような感じになっていることがほとんどです。

そして、肩関節をあまり動かさないために脳への血流が障害されている可能性を示唆しています。肩関節は関節の中で最も大きな可動域を持っていますが、それは血流にも大きな関係性があると思います。

現に歩く時に腕を大きく振るように、書籍の中では示してあります。

これにより、血流を促しているし、簡単な言葉で言うと、身体を動かすということで、神経回路の再編成をしているような感じです。

それではNLSシステムではどのようにパーキンソン病と向き合えるのでしょう?

パーキンソン病と腸との関係性は、近年の研究によって注目されるようになりました。

腸内細菌叢はパーキンソン病と臨床表現型に関連している(PubMedより)

Gut microbiota are related to Parkinson's disease and clinical phenotype - PubMed
In the course of Parkinson's disease (PD), the enteric nervous system (ENS) and parasympathetic nerves are amongst the structures earliest and most frequently a...

腸と脳の間には「腸-脳軸(Gut-Brain Axis)」と呼ばれる相互作用のネットワークが存在し、これがパーキンソン病の発症や進行に影響を与える可能性があります。

腸と脳をつなぐ主要な神経経路の一つが迷走神経です。

迷走神経を介して腸からのシグナルが脳に伝達され、逆に脳からの指令が腸に伝わります。パーキンソン病の患者では、迷走神経に異常が見られることがあり、これが病態に関連していると考えられています。

パーキンソン病では、腸の蠕動運動が低下することがよく知られており、便秘が初期症状の一つとして現れることがあります。これは、腸の神経系の機能障害によるものとされています。

パーキンソン病患者の腸内では、慢性的な炎症が観察されることがあります。腸内の炎症は、全身性の免疫応答を引き起こし、脳内の神経炎症を誘発する可能性があります。

この女性は配偶者が亡くなって、強いストレスを受けたと言われていましたが、そのストレスが神経の過緊張状態となってしまい、腸内での炎症を作り出しているとも考えられます。

これは違う事例でも説明が可能です。

例えば交通事故に遭ったときに、強い衝撃やびっくりした時に筋肉がロックがかかってしまい、そのままになっていて、痛みを伴うことが度々、診ることがあります。

これが神経でも起こり得るし、腸の炎症とかであれば、NLSシステムでは可視化することが出来ます。

物理的な対応と、NLSシステムでの対応と組み合わせていくと、非常に心強いものとなります。

また、顔の表情と目線についても、言及しておかないといけません。

顔は無表情、目線は下

これにより、マイナスなことしか考えられないように人間はなっています。

目線は挙げて、しっかりと前を向いて、出来る限り笑顔を作る練習をする

こんなちょっとしたこと、その積み重ねが病との決別につながっていくというのを自覚していない人が多いのではないでしょうか?

そして、最後に仙骨についても触れておかねばなりません。


仙骨というのは脳から出ている中枢神経の一番先っぽの方になります。

この仙骨というのは呼吸と共に、特徴的な動きをしています。

この女性もそうですが、吸気、つまり息を吸ったときの位置で仙骨の4番仙椎の左側が固まってしまっていました。

これはどういうことかというと、呼吸と自律神経は連動しているのはご存じの方も多いと思いますが、吸う時には交感神経、吐く時には副交感神経は優位になります。

この女性のように吸う時の状態で仙骨が固まっていると、常に交感神経優位の状態となってしまいます。つまり筋肉的には緊張状態となっています。

これはパーキンソン病の筋肉の異常と関係しているのかもしれませんよね?

以上、すべてを総動員して、パーキンソン病と向き合うべきなのです。

ただお医者さんの言うとおりに、薬を飲んでいたって、そのうち、パーキンソン病だったのか?薬の薬害に悩まされているのか?その境界すらも曖昧になってしまっている患者さんが世の中には溢れかえっています。

これらのことを踏まえて、NLSシステムも活用することで、かなり心強いものとなります。

こういうことを本当に知っておいて欲しいし、車なら一人一台持つところもあるのに、NLSシステムを一家に一台も持たないなんてもったいない気がします。

今は自分たちの身は自分で守れる時代になってきました。

そのためにはNLSシステムをいち早く導入するのが重要となってきます。そして、導入するだけではなく、どのような人たちから学び、関係性を作っておくのが本当に大事になってきます。

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  1. 目線とメンタルの関係
    人の目線は、その人の意識や考え方、感情の状態を反映することが多いです。

参考論文: “Eye Movements and Visual Attention in Reading, Scene Perception, and Visual Search” (Rayner, 1998)

  1. 顔の表情とメンタルの関係
    顔の表情は感情の窓と呼ばれるほど、心の状態を表現するのに重要な役割を果たします。

参考論文: “Facial Expressions as a Window to Emotional Experience” (Ekman, 1993)

  1. メンタルと意識の関係
    メンタルの状態は、意識や思考のパターンに大きな影響を与えます。

参考論文: “The Role of Consciousness in the Regulation of Thoughts and Emotions” (Baumeister, 1999)

  1. 目線、顔の表情、メンタルの関係
    目線と顔の表情はメンタル状態を反映し、それが他人に伝わることでコミュニケーションが成り立ちます。

参考論文: “Nonverbal Communication: The Unspoken Dialogue” (Knapp & Hall, 2009)

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